こんにちは、みくろまるです( ´ ▽ ` )
先日、知人からクロス取引をやってみたいと思って、信用口座を開設しようとしたら断られた…という話を聞きました。
実はコレ、クロス取引を始めようとする方にとっての最初の障壁です。そもそも信用取引と言うのは、現物の株を買うことに比較して、遥かに高いリスクを伴います。もちろん、クロス取引が危険というわけではありませんが・・・(ちゃんとやれば)。
信用取引は、自分が持っているお金より遥かに大きい額でも取引ができてしまうため、現物取引と比較してリスクが高くなってしまうのです。よって信用口座を開設するには、相応の知識や資産の提示を求められることになります。
少し面倒に感じるかもしれませんが、そこに株主優待のタダ取りというお宝が眠っていることも事実です!
今回は、信用取引のリスクを正しく認識したうえで、クロス取引をするにあたって、信用口座の開設条件を証券会社ごとに比較していきますね。
今回いいたいこと
・信用取引では自分の持っているお金の3.3倍まで取引が可能
・3.3倍の取引ができると言うことは、リスクも3.3倍になる
・クロス取引は、現物買いと信用売りを同時に行うから±0
・クロス取引で、現物、信用(特にこちら)どちらかを忘れた場合には、リスクが発生する
・信用口座を開きやすい証券会社はSBIが妥当か?(みくろまるの主観です)
信用取引とは?なぜ危険なのか?
信用取引は、自分が証券口座にもっているお金を証拠金(担保)として、証券会社からお金や株券を借りることで、自分が実際にもっている額面より大きな取引ができます。その額面は何と自分が持つ証拠金の3.3倍です((((;゚Д゚)))))))オオゥ
100万円持っていれば330万円です・・・要するに、自分の支払い能力を超えた取引ができてしまうのが『信用取引』なんですね。この状況で、ギャンブルのような売買を行えば、夢のような額面を手にする可能性もありますが、破滅に向かって一直線・・・なんてこともありますから、決してお勧めしません。
クロス取引は株価がどうなっても±0‼︎で株主優待が手に入る
詳しくは『超絶お得⁉︎ クロス取引とは?』をご覧ください( ´ ▽ ` )
ざっくりと説明すると…
『現物買い』 株価が上がると+ 下がると−
『信用売り』 株価が上がると− 下がると+
反対の値動きをする『現物買い』と『信用売り』を同時に行うことで±0になるという単純かつ天才的な仕組みです(`_´)カンガエタヒト スゴスギ
ただし取引方法を間違えると…
こちらも以前の記事になりますが『悲報⁉︎朗報⁉︎…クロス取引で現物買い忘れてプラス益!』で説明しましたので、そちらをご覧ください。
大まかに説明すると、『現物買い』を忘れてしまい、『信用売り』のみを行ってしまったのです。幸い、株価が下がったため、プラス収益になった上に株主優待まで手に入ったわけですが、反対だったらえらいことです_:(´ཀ`」 ∠):
クロス取引は必ず『現物買い』と『信用売り』の両方を行いましょうね(自分も)。
信用口座開設条件の比較
信用口座の開設しやすさだけを見ると、SBIやマネックスが良さそうですね。信用口座開設にあたっては、少なくとも信用口座に関する知識や現物取引経験が求められます。よって株式経験がない人が、いきなりクロス取引を始めることは難しいです。初心者の方は、まず積み立てNISAなどで資産形成を始めるところからスタートしましょう。
本ブログでクロス取引を『上級者向け節約術』と位置付けているのは、こう言った背景があるからです。しかし既に株式投資を始めている人が、資産形成速度にブーストをかけるには最適な手段にもなりますから是非ご検討ください。この辺りの話は『余剰資金でなくてもよい⁉︎ クロス取引なら数ヶ月後に使う予定の資金でも大丈夫‼︎』にも記載しているので参考にしてください。
SMBCはクロス取引をする場合、多くの銘柄を扱っているので、是非口座を開設したいのですが、必要資産が300万円と群を抜いて高いです。
楽天も取扱銘柄は多めですが、必要資産は100万円とこちらも多め。SBIの一定額がいくらか気になるところですが、資産が100万円以下の場合は、そもそも楽天とSMBCは選択できないため、消去法だとSBI、マネックス、auカブコムになります。
しかし、クロス取引では証券会社が信用売りできる銘柄をできるだけ多く取り扱ってくれている方が有利といった要件もあります。
そう考えると、SBI、マネックス、auカブコム3者の取扱銘柄数を比較して、取扱銘柄が多めのSBIで開いておくことが妥当と言えるかもしれません。さらにアクティブプラン における1日約定金額が合計『100万円まで株式委託手数料が無料』に改善されました。
優待クロスをする場合、この改善は大きな利点になります。さらに、もう一点、SBIには良い特徴があります。それは、長期投資を考えて米国に投資する場合、円とドルを交換する手数料が発生するのですが、SBIでは提携している住信SBIネット銀行で為替操作を行うと、他の証券会社と比較して手数料が圧倒的に安いです‼︎
具体的には①『SBI証券』の口座開設 ②『住信SBIネット銀行』の口座開設 ③住信SBIの外貨普通預金でドルを購入(手数料1ドルあたり4銭!!) ④SBI証券の即時入金サービスなどで振り込む…といった手順で為替手数料を1/25まで下げられます。
私見を多分に含んでますので、最終確認はご自身でお願いしますねm(_ _)m
一応、リンクをリンクを貼っておきます。
まとめ
如何でしたか?
信用取引のリスクと信用口座開設条件の違いは理解できたでしょうか?
信用口座さえ開けてしまえば、株主優待による明るい未来があなたを待っています!是非とも信用口座を開いて、クロス取引への道を切り開いてくださいヽ(´▽`)/
ではまた( ´ ▽ ` )
執筆者:みくろまる
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